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聞き書き-3.11大津浪と貞観大津波-まぐろぐ [大津浪]

聞き書き-3.11大津浪と貞観大津波   

teikan 9世紀の地震分布図.jpg  
△3.11平成の三陸大津波-検証 
△ 聞き書き貞観大津波(869-貞観11年)
△資料・18年に及ぶ天下大乱大震災-貞観の世紀  
△慶長16年(1611)・慶長の三陸大津浪 
△聞き書き・3.11戦訓  
△3.11東日本大津波-警報発令の経過   
△3.11平成の三陸大津浪-検証  
 
●拙宅 早い段階で返し浪-引き浪でむしられる。 
  きれいさっぱり、思いもよらなかった。 
  ●戦争に負け、昭和23年の[アイオン台風]に追い打ちをかけられるように、  
  前年のカスリーン台風に続き、県民は泣きっ面に蜂うち続く 
     洪水災害にさながら 
  "天を憾むこととどまらず、いずくんぞ神明あらんや"と。   
  なお小輩の人生の記憶はこのときを嚆矢とする。  

●一夜明けると泥どろドロ-約一尺と覚えています。  
    祖母、母親、小輩、ともども蔵にこもり、
  配給の米を二階に上げた-梁下浸水。  

○吾が故山も長い間大災害がなかった。そろそろ何か 
 来るのではと気にはなっていたんですが、とうとう来てしまった。 
 このとき以来かなと感ずるところです。  

●3.11被災直後の状況 
  震度5強の大地震。すぐに3mの津波警報発令。
   後6mの大津波警報に訂正。 
   30分後03:15~03:20津波来襲。
   多分、第一波、第二波が折り重なって押し寄せた模様。

     鍬ヶ崎壊滅状態。
     光岸地は山の手の残すのみ。
     旧舘は愛宕小学校の石段まで浸水。
     築地はほぼ半壊状態。
     向町、田町、末広町は2~3m浸水する。
     鍬ヶ崎は同小学校の校庭まで浸水。 
     鍬ヶ崎上町、同下町、蛸の浜町、熊野町、山根町、日立浜町は
   全壊す。
     山田、田老は壊滅す。

 1611  (慶長16)  慶長の大津浪と比較するため、 
"日和見山(日和峠・標高25m超)"の頂上の海側にて検証。 
     墓石全倒壊。 
"心公院(禅宗の寺)"の前まで大津浪が押し寄せた跡がみられた。
 400年ぶりの大津浪と思われる。
◎ "日出島-日和見山からおよそ北北東2000mの沖合の島・標高58m・ 
      沖側の水深80m"、
      大津浪の波頭で見えなくなる。
 
△ 聞き書き・貞観大津浪(869-貞観11年)   
  九回発生し「東日本と西日本に最大級の被害」
  五月二十六日の夜発生、いわゆる「三陸沖地震」と大津波M8.3。
  仙台平野をのみ込み、大津浪は三陸、北関東まで及んだ。
  宮城県多賀城など壊滅。死亡1000名。 
 
  その頃、京の都では水害・疫病が多発し、
   その原因はこの世に憾みを
 残した死者の災いと思い、その穢れを追い払うための行事として
 京都「祇園祭」が、869 貞観11年7月16日より実施された。
 その時には都人は2ヶ月前の三陸、北関東の大津浪を知っていたという。
 ◎ 宮古の古老の話(故110歳・昭和25年頃)によると、「宮古村には黒森山 
    には、カラスが三羽残るのみ」の大津浪であつたという、
         言い伝えがあったと話した。
  七月十四日の肥後国の地震と大津波。   
△資料・18年に及ぶ天下大乱大震災-貞観の世紀    
  
[千年に一度の巨大地震の世紀]  

[M9の大地震の後では、火山噴火の危険性が高まる
      サイト紹介 水無瀬氏  
1. 貞観元年(859) 
  七、八、九、十、十一月と立て続けに地震が発生。
2. 貞観二年
  十四回も地震が起き、
  富士山の上空に「五色の雲」が現れた。
3. 貞観三年
  七回の地震が起きる。
4. 貞観四年
  十九回もの地震が起きた。
  一、二、三月にそれぞれ二回、五、六月に一回、七月に二回、
  九月に四回、十月に二回、十一月に一回、十二月に二回。
 ◎九月には「京都の人家の井戸が皆涸れてしまった」。
5. 貞観五年
  地震の回数は七回と減ったが、
  北陸の越中、越後で六月十七日に大地震発生。
6. 貞観六年
  地震の回数七回。
 ◎東では「富士山が噴火」、西では「阿蘇山が噴火」する。
  十月十二日 京都の地震。平安京は地震におびえる生活。
7. 貞観七年
  富士山の噴火を含めて九回。
8. 貞観八年
  八回の地震が伝えられる。
9. 貞観九年
  噴火を含めて十一回の地震が発生。
 ◎五月十二日には再び阿蘇山が火山活動が起こる。
  前夜「奇光が現れる。
10. 貞観十年
  地震の回数二十四回にも及び、「貞観年間最大の
  二番目という多発の年」となる。
 ◎七月八日 「播磨の大地震」-すさまじかった。
11. 貞観十一年(869)
  九回発生し「東日本と西日本に最大級の被害」
 ◎五月二十六日のいわゆる「三陸沖地震」と大津波。
  七月十四日の肥後国ノ地震と大津波。
12. 貞観十二年
  五回の地震。
13. 貞観十三年
  四月八日 出羽の鳥海山が噴火。
14. 貞観十四年
  十三回の地震。
15. 貞観十五年
  十二回。
16. 貞観十六年(874)
  十四回と続いた。
 ◎薩摩の「開聞岳」が七月二日に噴火。
  貞観十七年 九回、同十八年 八回と続く。
※ 引用
  坂元義種-京都府立大学名誉教授の論文
  [日本三代実録]、同論文の底本は、
  [新訂増補国史大系本]を使用。   
 ●貞観時代の世相  
  文徳天皇(もんとく・55代・850~858)の6年目から清和天皇(858~ 
   876)の御代。平安時代初期。
   摂政関白 藤原良房。 
   嵯峨天皇(52代)の娘源潔姫(-きよひめ)を妻とし、間にもうけた 
   「明子-あきらけいこ」を、文徳天皇の後宮に入れた。 
   また妹「順子-じゅんし」は、仁明天皇(にんみょう・54代・833~850)
   の妃であり、文徳天皇の母である。
   良房は、嵯峨・仁明にとって最も身近な親戚であり、
   [承和の変-じょうわ--]によって、
   嵯峨・仁明・文徳の直系王統が成立した。  
 △慶長16年(1611)・慶長の三陸大津浪  
 ・浪は日和見山(蛸の浜)を越えて、
     鍬ヶ崎村より押し寄せた浪とぶつかり合う。
 
 ・ 宮古、鍬ヶ崎村が全滅。黒田村に民家五軒残るのみ。
 ・ 三陸沿岸・北海道東岸 M8.1  
  ・ 水死者 伊達領 1783、南部・津軽領の人馬の死  3000以上。 
 当時の世相  
 ・ 1598  豊臣秀吉 死去 
 ・ 1600  関ヶ原の戦い 
 ・ 1603  徳川家康 江戸に開幕 
 ・ 1611  三陸大津浪 
 ・ 1614  大坂冬の陣 
 ・ 1615  ----夏の陣  
△聞き書き・3.11戦訓  
  
 『高き住居は児孫の和楽、想え惨禍の大津浪』   
 
812b1c1f8d0810df1364df913cf85030 児孫の和楽・昭8大津浪 .jpg
 
  『高き住居児孫の和楽、想へ惨禍の大津浪。此処より下に家を建てるな』

   -重茂半島・姉吉  語り継ぎ伝えるべきこと 
  - 『児孫に伝えるべく2011年の大津浪』
   - 『津浪の恐ろしさ又その後の哀れさ』 
   必ず言い残すこと。
   - 『400~1200年に一度とはいえ、
    その語りは"児孫の和楽の素となる』 
  
※ H23 2011-04-30  高橋氏より語り継ぐ  
△3.11東日本大津波の 警報発令の経過-H23 09 10 
   ・ 同日 1446  地震発生  
  ・ 同  1449  M7.9を基に大津波警報 発令 
    岩手 3m  宮城 6m  福島 3m 
  ・ 同  1459 長野松代でM9.1と計算  
  ・ 更新 GPS波浪計などの観測により  
    岩手 6m  宮城 10m  福島 6m  
  ・ 更新  
    岩手~千葉沿岸 10m以上 
  ・ 気象庁 M8.8と計算 
  
  H24 ‎2012-‎03-‎02 1030
  まぐろぐ                

  


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3.11対津戦闘要務-大津浪-まぐろぐ  [大津浪]

3.11対津戦闘要務-大津浪  

● 予測能力をみがけ(状況の変化)!   

● 家長本領発露の念を持し、これが全能を発揮   

● 消防團班長-北の漁師の戦訓・提案と一言   

20110313g 田老の厳しい話.jpg

 

 ● 予測能力をみがけ(状況の変化)!    

 ※主として関東地方の人達へ 

   1.平常の生活間-イメージングの鍛錬をされよ。 
    ・避難場所の選定と設定-次善~五善まで-風向・風速を考慮。
     ・関東の大震災の九月一日には、能登半島に台風の中心があった。 
    ・さすれば、東京は南南東~南西の風

    (相模湾-荒南風・あらばえ/白南風-気    象術・観天望気) 
    ・日頃北の方角を覚えておくこと。 
     2.大火災のイメージング-恐ろしくもこれが一番のダメージ?
     ・このときに『手ぶら、身軽さ』がものをいう。  

   [地震津波火事-忘れられた江戸時代の戦訓-まぐろぐ]   

 ● 大火事の出火はつきものだ-『荷物に火がつく消せない火事』 
  ◎関東大震災では、語り継がれて知っている人達もいた。 
   3.10の東京大空襲では、関東大震災の戦訓が『歴史に学ぶ大切さ』
   をまざまざと見せつけた。 
   その際は『手ぶらで逃げろ何も持たずに逃げる』 
   せいぜい『水と警笛』か。  

     [関東大震災の素顔]-火災被害が大きな特徴 

     [明暦の大火-振袖火事]-長持「車長持」の製造禁止  

 ● 家長本領発露の念を持し、これが全能を発揮   

   ◎地震・津浪の発生のとき、能力と知識を有するリーダーの
   存在は、極めてまれと思われる。 
   でも、家族のため、個より公、すなわち義勇の発露は、
   その胆力とともに『人情』として集団の中で、発言力が増す。
   他方、妻としても悪い気はしないはずだ(ポジティブ思考)- 
   精神衛生上非常に有効である。                                             

 ● 消防團班長-北の漁師の戦訓・提案と一言  

   ★ わけても、ご老人、女性の集団行動の不適正が現れた。
  遺体収容の行動間みなこれ-死に急ぎ。
  ★ 被災後、防潮堤のかさ上げ、川口に水門の敷設の問題
  - 防潮堤のかさ上げには賛成だが、『高いのも善し悪しだ』 
  状況不明の下(水流の引きのあんばいが分からない)『避難行動』 
  を促すのは極めて不適切だ。
  ★ [3.11大津波・2段階の浪急激に高く]-『部隊編成』をなせ 
  - おそらくは、リバーサイド・日本唯一の市庁舎であろう。 
  『避難対策司令本部』となり得る所以なり。 
  - 多くの国民が市庁舎屋上からの報道写真を見たろうと思う、
  今回は是非もないが、写真を写して遊んでいるようでは、 
  市庁舎も宝の持ち腐れ、『鼎の軽重を問う』ところなり。

 
  ☆ 北の漁師の提案-津浪、地震の前兆現象に留意されよ 
 ・PCをたたく人達は簡単に調べられるので、 お勧め。
  理論武装といいますか。
 ・3.11大津浪、巨大地震の前は、『津浪、地震の前兆』について、 
  netで探しまくったのですが、これはと思うsiteが見つからなかった。
 ・科学的でないと片付けている。 
 ・治にいて乱を忘れている。 
 ・東大の地震予知連の先生方が地震学だけの研究。 
  - 地震学が予知するのだ、という思い込み。 
 ・私ら漁師は、漁模様、潮流の速さ、はるか東方沖合の『電磁波現象
  -発光、怪音、めったにないが『海震』などの現象の取得に努める。
 ・里山からの発信は知り合いの百姓に頼る。 
  - 石が転がり落ちてくる、生物(昆虫・蛙・カラス・その他自然現象)
   これら異常現象と異常発見(集団移動と行動)  
 ・ペットの生活行動もまた前兆の資となる。
 ・井戸、湧水の状態- 濁りとその量・涸れぐあい。 


 ●3.11では前兆たるこれら現象はほとんどなかった。 
 ・最近になって(H24 2012-02-18)、 
  - 岸漁に出た漁師からの一日前の現象  
   なまこを捕りに(寒のなまこは旨い)、竿あるいはたも網を使う、 
   そのときに海の中が『潮(潮流)が速くて往生した』
   なにがしかの異常に気づいたかみたこともない大きなそれを捕った』
   家に帰るときに舟に吊して翌日が3.11。 
 ●あまりおかしいので、測候所・市役所・海上保安部に報告。 
  いづれのところでも相手にされなかった。 

 
  - 此処、これなんです。 


   考えさせられませんか? 


 ・このように漁師が早いんですよ。 


  ●二千万のタンス貯金で命のひき換え-H24 2012-02-21聞き書き 
 ・3.11大津浪来襲。
 ・逃げるが勝ちといちもくさん。途中で気がつき引き返す。 
 ・そこで大津浪にのまれた。嘘のようなほんとの話。 
  二千万と命をチェンジしたという。 
 ◎多少でも『前兆』の心得があったらと。 
  枕元において無事逃げおおせたのに。 

  ☆ 津浪・地震の前兆サイト   

      [動物の地震予知能力と宏観異常]    

      [宏観異常現象と地震]  

   [地震予知情報検証]   

     [イヌ、ネコは震度5以上で予兆行動]  

     [史上ワースト1の自然災害]    

 後記 
☆ 3.11は地震予知連の対応は残念だった。 
  - 自然科学を研究しながら社会科学の問題に気づくべきだった。 
  津浪より避難させて人命を救う目的がないがしろになった。 

 
  - 要するに。 『地震学あって国難に備えるなし』と。 

 
☆ 以上が北の漁師の戦訓です。  


H24 ‎2012-‎02-‎25 1450  
まぐろぐ 


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3.11・対津戦闘詳報-大津浪-まぐろぐ  [大津浪]

3.11・対津戦闘詳報-大津浪   

  •  3.11大津浪は、広島型原爆約3万2千発分のエネルギーに相当。 
  • リアス式海岸では、最大遡上高が39.7mに達す。 
  • 三陸沖北部では、断層滑りが発生した可能性を指摘。  

 

miyako110311  第一分團ポンプ2メ避難行動促す・引き潮.JPG   
                            

我が分團のポンプ2メ避難行動を促すべく.....  

5分後の15時25分頃の第一波・生死を別つ  

 

要約 

  •  大津浪は、広島型原爆約3万2千発分のエネルギーに相当。
    マグニチュード(M)9の巨大地震で、
    2段階の津浪が発生し被害を拡大させた。 
  •  なぜ2段階の津浪が発生したのか。 
  •  分岐断層。 
  •  断層滑り。 

  ※ 引用 今村文彦東北大大学院教授 (津浪工学)  

  • 北の漁師の戦訓  

☆なぜ2段階の津波が発生したのか 

   今村教授は、  
   断層が大きく滑った海溝寄りの浅い部分に着目。
   この領域にある柔らかい層が滑りを増幅させた可能性がある。  

   [分岐断層]の存在や地滑り説も研究課題となっている。  

  • 断層滑り 

   宮古市以北では、震源近くの大船渡市や陸前高田市よりも
   高くなったのは、三陸沖北部で津浪を引き起こす 
   [断層滑り]  が拡大した可能性が指摘されている。 

☆北の漁師の戦訓  

  
  リアス式海岸では、津浪が陸を駆け上がることで高さを増し、
   引き浪も強かった。 
   他方、仙台平野・福島県の平野部では、内陸まで4~5kmまで
   浪が浸入。 引き浪はほとんどなかった。 
  宮古市以北では、震源近くの大船渡市や陸前高田市よりも
   高くなったのは、三陸沖北部で津浪を引き起こす 
   断層滑り が発生した可能性が指摘されている。

  ※ 引用 今村文彦東北大大学院教授 (津浪工学) 

 
☆北の漁師の戦訓 
  ・行動 
   まず行動を開始する。地震そく津浪が予測される地区は、
   『てんでんこ』もいいが家族肉親を先導よろしくリーディング。 
   次いで、いつもの「向こう三軒両隣」-コミュニケイティング。 
   独立して行動できる子供らは、先行させる。 
   足腰不自由な年寄りは、地方状況によりマイカーもまたしかり。
   この際は、警報の発令前に避難するが肝要。 
 ・要すれば、「非常部署表」作っておき日頃の状況設定が肝心だ。 
   「生命維持の能力」は己しかないと知るべし。
   備えあれば憂いなし、と。 ただ神明は自ずから助る者を助。 
   大変な数の年配者がみまかつた。遺体収容全部それ。 

 
☆状況の説明-消防の戦闘詳報 
  1.サイレン-注意喚起信号の不足(吹鳴の音量と吹鳴数の不足) 
   通常のサイレンと何ら変わりがなかった。
   したがって町の衆は、「なんだろう?」とサイレンがうるさいのか、
   耳をふさいでショッピング-状況を想像できなかった。 
  2.大津波警報が出ているのに「波の高さ、ここまではこないだろう」、
   あるいは津波そのものを知らない、発想しない。 
   「縦揺れの地震-震源に近い」と知るべし。 
   三陸であれば、地震の起きる場所は決まっているから、 
   30分の余裕がある。だから歩いて十分に逃げられた。
   「積年の太平の世に狎れ」-治にいて乱を忘れた。
  3.避難訓練-平素の訓練につとめざるべからず 
   社会インフラを止めるぐらいの覚悟が必要かと-状況設定。 
   すぐる阪神淡路大震災の1年後の訓練では、「通信手段」にそごがあり
   うまく機能しなかった。そこで県知事曰く「あのときと同じじゃないか!」
   と怒った。「日本人は歴史に学ばないDNAを持っているらしい」  
   私たちの町は避難訓練の回数が少なかった。 
  4.火災防御-漏電の火災の多発 
   我らが町は主として市街で発生した。さながらゴーストタウンのごとし。
   町内真っ暗-消防水利の特定に奔命さる。加えて分團員の負傷あり。 
   ここに「スイッチ断ボール」-[http://www.bbk-nip.jp/]を紹介。 
   NHKの「まちかど情報室」で取り上げた製品です。 
   ※ 「漏電」 火薬の導火線のごとくすごい速さで火花が移動する。
     恐ろしいことですな。 
  5.通信方法-非常時(停電)にどうする  
   手段として「人力」信号を工夫する。「笛、旗、手信号」など。 
   消防は半鐘が伝統だ。 
   デジタル機器は保守に面倒だ。電池がなくなるとアナログでは動作
   するのに融通が利かない。 
  6.自衛隊とのコミュニケーションを日頃からとっておく。
   彼らは全波通信機(発電機付き)・高機能多用途車。 
   これが一昼夜ないし4日ぐらいで配備になる。 
   このぐらいの日数は水さえあれば「生命維持」は可能なり。 
  7.リアルタイムに警報・情報の発表-市庁舎屋上より 
   防潮堤の高いのも善し悪しだ。「河川水の引き」が全く不明。
      ※ 『部隊編成(女子を含む)』をなすべし。 
     3.11の今回の写真撮影は仕方がないが、リアルタイムに 
     気象庁の発令を待つことなく随時警報を、 
     『司令塔たる市庁舎屋上によって市職員(女子は炊き出し)を
     選抜、広く市民へ大津浪状況を知らしむる』 
   ※ これら広報活動は自衛隊配備まで間断なく行動すること。 
     併せてサイレンなど設備し、要すれば海側にある『漁協本部 
     ビル』を漁協職員をして『尖兵監視哨・第2部隊』
として、
      運用すれば最上と考える。 

 
   ※  発想の転換-戦訓 
      このようにして動的な注意喚起は、市民をして『あ、市役所が 
      鳴ったぞ! 何か異常が起きたぞ!』
効果絶大と考える。 

      なにしろ、日本唯一のリバーサイド市役所たる所以なり。 
      すなわち『戦闘司令所』と。 

 
 後記  
   3.11東日本大震災につき拙文を寄せましたが、概ねこの2月をもって 
   求めても得られない『戦訓』を草しました。 
   先々、学者諸先生方の論文を見ながら北の漁師の安全保障感より、 
   ものしたいと思います。 
      分團の活動間消防の赤袢纏に、再三お礼の挨拶を頂いた。
   また、初動早く二回も町内に避難行動を促したので助かったの
   一言が後で聞こえたことは、将に火消しの本領というべきか。
    
   小輩が懸念するところは、『貞観の大地震の世紀』が続くのか?  
   [千年に一度の巨大地震の世紀]
       寒川(さんがわ) 旭・産経新聞招聘研究員(地震考古学) 論文 
    「千年に一度の巨大地震の世紀になるかも知れない」と
    警鐘を鳴らしておられる。 

  [驚くべき貞観地震-大津波-まぐろぐ] 
 

    H24 ‎2012-‎02-‎13 1020 
  まぐろぐ      


 

   

 

 


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3.11大震災・断層破壊-大津浪-まぐろぐ [大津浪]

3.11大震災・断層破壊-大津浪   

断層滑りから、断層破壊が岩手県沖から茨城県沖まで面的に広がり巨大地震となった。  

 

23  3.11のメカニズム.jpg
    
                                                                              要約 
断層滑りからの断層破壊。
同3時25分には、日本海溝外側の太平洋プレート内を震源とする
   『正断層型』の余震(M7.5)が発生。
大きな断層運動がプレート内部にも影響を与え、
   4月7日には震源の深い余震(M7.1)を引き起こした。 

北の漁師の戦訓-悲喜こもごも
   北の漁師の消防団班長としての本領。 
   遺体収容思うにまかせず。 
   遺体捜索奔命に追われる。
   清水はともかく食料乏しく。
   団臨時屯所と朝夕明け暮れの間。
      望むべくもない情報収集。 
 
本文
★ 断層破壊-広範囲 
  引用 八木勇治筑波大准教授・地震学・釜石市出身 論文 
東日本大震災は典型的なプレート境界地震である。
北アメリカプレートの先が引きずり込まれ、ひずみが蓄積。
このひずみが解放されてプレート境界面に急激な滑りが生じ、
   地震となる。 
断層滑りからの断層破壊がこれに引っ張られるように、
   岩手県沖から茨城県沖まで面的に広がり、
   巨大地震はともかく空前の人的被害をもたらす、
   大津浪となった。 
★ 正断層型の余震 
同3時25分には、日本海溝外側の太平洋プレート内を震源とする
   正断層型の余震が発生。[http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120131/k10015654121000.html] 
   大きな断層運動がプレート内部にも影響を与え、
   4月7日には震源の深い余震(M7.1)を引き起こした。 

★ モーメントマグニチュード9.0となった
東日本大震災はあまりにも巨大だったため、
   震幅を基準とした『気象庁マグニチュード』では正確な規模を
   算出できず、
   震源域と滑り量から計算するモーメントマグニチュードで
   9.0
となった。 
 
★ 海底の地殻変動の観測結果と海底データの実測 
国土地理院は、
   衛星利用測位システム(GPS)と海底の地殻変動の観測結果から、
   断層滑りを最大59.2mと算出。
海上保安庁の海底基準データは震源近くの海底が
   東南東へ約3m隆起。    
   海底データの実測に成功したことで巨大地震の実態が
   明らかになりつつある。 

★ 北の漁師の戦訓-悲喜こもごも 
北の漁師の消防団班長としての本領。 
   いわずと知れた「赤袢纏」、公に報ずるはこの秋か。
   大時代な言葉使いながら、こんな被災直後の状況だった。
   見渡す限りの荒涼たる「水野原」、
      はてまた日和のつれなさよ-寒さがぶり返し
   「凍え死に」もあったのでは、と。
   昭和8年の大津浪には、未明過ぎの2時半頃の津浪の襲来だった。
   ゆえにも寒波到来で「しばれた」朝まだき。
   凍死あまたと聞いております。
「意気消沈」などしておれない。
   どこから手をつけたら、「地獄の様相」これ以下に。
   そうだ、まず「消息不明者」の情報発信。
   「人命救助」、「遺体捜索・収容」-対応に追われる。
   分團の管轄内では遺体収容が、5月20日までかかって自衛隊ともども働く。
   この間、道路復旧残砕の片付け終わる。 

食料には苦労しなかったが清水の確保には困った。
   市の水道能力は余裕があったのだが、この始末。でも仕方がない。
電気・電話の復旧はさらに早く日本の底力、頼もしい限りだった。 

分團臨時屯所(仮説避難所)-朝夕明け暮れの間。
   避難所には洗濯機、風呂場が絶対必要条件だ。
   清水はともかくも山からの「沢水」が有り難かった。
   分團には民間のそれぞれの有志が在籍、窮すれば通ず。
   応用動作よろしく自己完結。
   「乏しきを憂えず」-状況を悲観しない、行動は大胆に。
      常日頃の「状況設定」を痛感する。 

分團臨時屯所の行動間に感ずること
   1.なぜ前兆がなかったのか。 
    3.11大震災備え忘れない-大津波-まぐろぐ 
    [http://blogs.yahoo.co.jp/maglogy/3022920.html]
   2.なぜ大震災を予測できなかったのか。 
    -なぜ地震・津浪の前兆は科学的でないのか? 
    関東大震災等で発生した前兆現象
    [http://www.eleshow.com/namazu/zenchou.html]
   3.なぜ仏となった人々は天命を容認したのか。
      4.貞観年間の大地震再び繰り返すか。
    驚くべき貞観地震-大津波-まぐろぐ    
    [http://88678134.at.webry.info/201112/article_3.html] 
    H24 ‎2012-‎02-‎05 1110
    まぐろぐ

 


3.11大震災・断層破壊-大津浪-まぐろぐ [大津浪]

3.11大震災・断層破壊-大津浪   

断層滑りから、断層破壊が岩手県沖から茨城県沖まで面的に広がり巨大地震となった。  

 

23  3.11のメカニズム.jpg
    
                                                                              要約 
断層滑りからの断層破壊。
同3時25分には、日本海溝外側の太平洋プレート内を震源とする
   『正断層型』の余震(M7.5)が発生。
大きな断層運動がプレート内部にも影響を与え、
   4月7日には震源の深い余震(M7.1)を引き起こした。
北の漁師の戦訓-悲喜こもごも
   北の漁師の消防団班長としての本領。 
   遺体収容思うにまかせず。 
   遺体捜索奔命に追われる。
   清水はともかく食料乏しく。
   団臨時屯所と朝夕明け暮れの間。
      望むべくもない情報収集。
★ 断層破壊-広範囲 
  引用 八木勇治筑波大准教授・地震学・釜石市出身 論文 
東日本大震災は典型的なプレート境界地震である。
北アメリカプレートの先が引きずり込まれ、ひずみが蓄積。
このひずみが解放されてプレート境界面に急激な滑りが生じ、
   地震となる。 
断層滑りからの断層破壊がこれに引っ張られるように、
   岩手県沖から茨城県沖まで面的に広がり、
   巨大地震はともかく空前の人的被害をもたらす、
   大津浪となった。 
★ 正断層型の余震 
同3時25分には、日本海溝外側の太平洋プレート内を震源とする
   正断層型の余震が発生。[http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120131/k10015654121000.html] 
   大きな断層運動がプレート内部にも影響を与え、
   4月7日には震源の深い余震(M7.1)を引き起こした。
★ モーメントマグニチュード9.0となった
東日本大震災はあまりにも巨大だったため、
   震幅を基準とした『気象庁マグニチュード』では正確な規模を
   算出できず、
   震源域と滑り量から計算するモーメントマグニチュードで
   9.0となった。 
★ 海底の地殻変動の観測結果と海底データの実測 
国土地理院は、
   衛星利用測位システム(GPS)と海底の地殻変動の観測結果から、
   断層滑りを最大59.2mと算出。
海上保安庁の海底基準データは震源近くの海底が
   東南東へ約3m隆起。    
   海底データの実測に成功したことで巨大地震の実態が
   明らかになりつつある。
★ 北の漁師の戦訓-悲喜こもごも 
北の漁師の消防団班長としての本領。 
   いわずと知れた「赤袢纏」、公に報ずるはこの秋か。
   大時代な言葉使いながら、こんな被災直後の状況だった。
   見渡す限りの荒涼たる「水野原」、
      はてまた日和のつれなさよ-寒さがぶり返し
   「凍え死に」もあったのでは、と。
   昭和8年の大津浪には、未明過ぎの2時半頃の津浪の襲来だった。
   ゆえにも寒波到来で「しばれた」朝まだき。
   凍死あまたと聞いております。
「意気消沈」などしておれない。
   どこから手をつけたら、「地獄の様相」これ以下に。
   そうだ、まず「消息不明者」の情報発信。
   「人命救助」、「遺体捜索・収容」-対応に追われる。
   分團の管轄内では5月20日までかかって自衛隊ともども働く。
   この間、道路復旧残砕の片付け終わる。
食料には苦労しなかったが清水の確保には困った。
   市の水道能力は余裕があったのだが、この始末。でも仕方がない。
電気・電話の復旧はさらに早く日本の底力、頼もしい限りだった。
分團臨時屯所(仮説避難所)-朝夕明け暮れの間。
   避難所には洗濯機、風呂場が絶対必要条件だ。
   清水はともかくも山からの「沢水」が有り難かった。
   分團には民間のそれぞれの有志が在籍、窮すれば通ず。
   応用動作よろしく自己完結。
   「乏しきを憂えず」-状況を悲観しない、行動は大胆に。
      常日頃の「状況設定」を痛感する。
分團臨時屯所の行動間に感ずること
   1.なぜ前兆がなかったのか。 
    3.11大震災備え忘れない-大津波-まぐろぐ 
    [http://blogs.yahoo.co.jp/maglogy/3022920.html]
   2.なぜ大震災を予測できなかったのか。 
    -なぜ地震・津浪の前兆は科学的でないのか? 
    関東大震災等で発生した前兆現象
    [http://www.eleshow.com/namazu/zenchou.html]
   3.なぜ仏となった人々は天命を容認したのか。
      4.貞観年間の大地震再び繰り返すか。
    驚くべき貞観地震-大津波-まぐろぐ    
    [http://88678134.at.webry.info/201112/article_3.html
    H24 ‎2012-‎02-‎05 1110
    まぐろぐ

 


3.11大震災・断層破壊-大津浪-まぐろぐ [大津浪]

23  3.11のメカニズム.jpg3.11大震災・断層破壊-大津浪  
 
断層破壊が岩手県沖から茨城県沖まで面的に広がり巨大地震となった。 
 
 

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共通テーマ:日記・雑感

3.11大震災・南北500キロ密集-大津浪-まぐろぐ  [大津浪]

3.11大震災・南北500キロ密集-大津浪    

南北500キロに密集、誘発される可能性が指摘されている。 

余震の震源は岩手県沖から茨城県沖までの東西200キロ、 

南北500キロの範囲に密集し、

余震は昭和三陸地震大津波と同じで今後も警戒が必要。 

TKY201111240731  三陸沖北部90%の想定.jpg   
 

※ 引用 地震予知連会長:島崎邦彦氏に聞く
★ 震災のメカニズムを知り、あらゆる災害への備えを
  固める必要がある。
★ 北の漁師の一言 
・ 『ゆっくり滑り』 [http://nankai-jishin.com/archives/415]
・ 『地震学の今を問う』

 
○ 東日本大震災の特徴 
・ 「日本海溝寄りに大きな『断層滑り』が集中し、
  引きずられて岩手県沖から茨城県沖まで大きく崩れた。
  小さい地震が連動したのではなく、海溝で起きる基本的な
  大地震が発生したといえる」

 
○ M9級の地震の発生がなぜ想定できなかったのか 
・ 「われわれは最も基本的な地震を見ずに、それよりも小さな地震を
  見ていた。プレート境界の地震はすべて理解していると思っていたが、
  最大級を知らずに語っていた」


○ 地震調査研究推進本部は東日本大震災を受けて長期評価の見直した 
・ 「これまでは、確率が高い地震にしか対策をしてこなかった。
  しかし、確率は低くても、万一大津波に襲われれば甚大な被害をもたら
  す。
  頻繁に発生する地震とは分けて対策を講じるべきだ」

 
○ 余震や誘発地震はいつまで続くのか 
・ 「過去の地震では、前後5~10年は地震が起きやすい状態だった。
  今後10年ほどは陸でも比較的大きな地震の可能性はある」

★ 北の漁師の一言 
○ 10ヶ月もたって学者諸先生方が"百家争鳴"、 
  有り難くも素直に拝見しております。
・ "覆水盆に返らず"の例えのごとく願わくば、
  大津浪襲来の前に目にしたかった。
・ いろいろと調べましてゆっくり滑りの学説に接し、
  はたと膝をたたきました。
※ それは三陸の沖に"全く前兆がなかった"。
  要するに『電磁波の発生』が見られなかった。
  若しくはゆっくり滑りのため電磁波の発生がごく軽微だった。
  水産動物などはこれら異常現象にさとい。
  漁模様に何ら変化がみられなかった。
  また、異常潮流ということもなかった。
  私ら北の漁師はこのように判断するところです。


○ さらにいわせてもらえば、 
  学者諸先生方も人間ですから世の中のくびきからは、
  逃れることはできない。 
・ 先輩、後輩の力関係があり逆らえない。 
※ 当たらずといえども遠からず 産経新聞 『地震学の今を問う
    2011-10-16 0755
  http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111016/dst11101607570002-n1.htm  

新たなる「まぐろぐ」
 1.まぐろぐ-母港
  http://blogs.yahoo.co.jp/maglogy/1649187.html 
  
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「ゆっくり滑り」・3.11大震災の謎-大津浪-まぐろぐ [大津浪]

dst11091109050001-p1.jpg 滑り残し.jpg「ゆっくり滑り」・3.11大震災の謎-大津浪  

震源域北側の青森沖や南側の茨城・千葉沖では今後、再び大地震が発生する恐れがあり、小原教授は「ゆっくり滑りが起きた場合、力が1カ所に集中するか注意する必要がある」 

引用 時事通信 「本震前2度「ゆっくり滑り」=東日本大震災の発生促進か―東南海、南海も注意・東大」 [http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120120-00000014-jij-soci]  


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