なすびパワー・ナスニン-未病への挑戦-まぐろぐ [未病への挑戦]
なすびパワー・ナスニン-未病への挑戦
本ブログでは、
1.なすびパワーの"ナスニン"(茄子紺-紫色)と、
"クロロゲン酸"⇔ポリフェノールを、
併せて"ファイトケミカル"の概要を説明。
付記として、
むらさきパワーともいうべき、
"アルカロイド"の対ガン作用の現況を説きます。
2.[植物性食品のガン予防」の紹介-参考意見。
次いで北の漁師の流儀として、
なすびのぬか漬けとともに魚漬けを紹介。
☆ なすびパワー・ナスニン
・ナスニンはなすびの皮に含まれる、
アントシアニン系色素の一種。
・それは強力な抗酸化作用があり、
その効力はブロッコリーやほうれん草より強い。
・活性酸素を抑制
さらに喫煙やストレスなどによって発生する、
活性酸素を抑制し、
コレステロールの吸収を抑える。
・くわえてナスニンは、
目の網膜にあるロドプシンの再結合に働きかけるため、
眼精疲労の回復に役立つという。
※『ロドプシン』
暗いところでものを見るときにはたらく色素体で、
網膜の視細胞に存在する。
何も見えない暗い部屋でも
しばらくするとロドプシンがはたらき、
やがて見えるようになる(暗順応)。
光刺激によって次々に分解と合成を繰り返すため、
再合成が間に合わなくなると、
ものが見えにくくなったり、疲れ目になる。
ロドプシンの再合成を助ける物質として、
ブルーベリーに多く含まれる
アントシアニンが知られている。
☆ なすびパワー・ファイトケミカル
・相互作用
ビタミン、ミネラルなどの栄養素は、
それぞれ単独では機能せず、他の栄養素の助けを
借りることができてこそ機能し始めるとされており、
こういう働きを相互作用という。
天然成分には、
合成成分には無い微量栄養素も一緒に含まれているが、
このような植物に含まれる
栄養価をもった微量栄養素のこと。
・相乗効果
ビタミン、ミネラルなどの栄養素は、
この微量栄養素(ファイトケミカルス)の
相乗効果により体内で、
より吸収率を高めてくれる。
○[ポリフェノールの仲間たち]-第7の栄養素
-[傷ものなすはポリフェノール2倍]
[http://allabout.co.jp/gm/gc/301283/2/]
[http://allabout.co.jp/gm/gc/301327/]
○[ファイトケミカルの上手な摂り方]
[http://allabout.co.jp/gm/gc/301283/3/]
※生活習慣病に対処するには、
・ 加熱することがより効力を発揮する場合
・ いろいろな食品から摂る
・ 生活習慣の見直し
この三点が大切です。
☆ なすびパワー・クロロゲン酸-高抗酸化作用
・なすを切ると、
色が変わる褐変物質はクロロゲン酸と言い、
これもまたポリフェノールの一種。
活性酸素の生成を抑え、老化やがんの予防と共に、
血圧や血糖値の正常化にも有効といわれる。
・なすびに含まれる渋味の成分クロロゲン酸には、
胃液分泌を増やす作用がある。
・ナスニンとクロロゲン酸の摂り方
ナスニンは皮ごと食べる。
水に溶けやすいので、
煮物、味噌汁に適す。
引用-[ナスニン]-JA全農岡山-むらさきパワー
[http://home.oy.zennoh.or.jp/nasu/power/]
☆ 付記:なすびパワー・アルカロイド
○傷なすび考-トリカブトの猛毒→自己保全
アルカロイドは植物体内の各種アミノ酸から生合成され、
体内に保持されている。
(例えばクエン酸塩、リンゴ酸塩など)
それが何らかの要因で
分解、分離、もしくは抽出されれば
アルカロイドと呼べる物質になり、
摂取した動物の体内に諸影響を及ぼす→猛毒に当たる。
○アルカロイド含有量-身近にある物質
-[身近なナスやトマトも危ないの??]-『ソラニン』
[http://www.kuronoko.info/newpage1122.html]
☆ [植物性食品によるガン予防]-斬新気鋭の論稿
-参考意見
-[摂取過剰「食生活」]が大きく影響し
(がんの原因の35%でタバコより多い)、
世界的にも動物性脂肪と乳がん、大腸がん、
卵巣がん、子宮がん、膀胱がん等との
因果関係が証明されています。
[http://www2.tokai.or.jp/shida/heaith_assist/ganyobou.htm]
※旬の食材をバランスよくとり、
予防と活性酸素消去の食生活が大切です。
料理する時に隠し味でお酢も勧めるね。
合わせ酢がいいね。
リンゴ酢、柿酢、梅酢、米酢などを
合わせると特に良い。
※機能性素材からみたがん予防食品
-アルカロイド、イオウ化合物、イソフラボン、
カロテノイド、インチオシアナート、セレン、
ビタミンC、ポリフェノール色素、フラボノイド、
食物繊維 など。
☆ 北の漁師の流儀
漁師が食う漬け物として、
・なすびのぬか漬け。
・ぬか漬け----野菜を混ぜた「魚漬け」のご披露。
○なすびのぬか漬け
船式でとりあえず、
・海水でさあーっと
かっぽれ(水汲みおけ)か散水をを揚げて貰う。
潮水で漬けたら?-これはいけません-苦くなる。
・昔のことですから、
寄生虫の卵がながれる。ながれたことにする。
あまりやかしくはいわれなかった。
・おけは一斗樽、塩はしょっぱ目に
たなごころでいくつと教えられた。
・漁の模様で一晩あるいは半日と、
忙しさもあってあれこれ工夫して、
酸っぱくなりすぎないようにいわれた。
・酸っぱくなるということは発酵がすすむ。
若い衆は酢は好きなくせに酸っぱい漬け物はダメ。
このことは近頃わかったこと。
・こうしてぬかに漬ける前に塩漬けをする。
そしてまた塩をつかいぬか漬け完了。
・「ぬかサンマ、ぬかニシン、ぬかマス、ぬかホッケ」
脂ののりをみて、
脂がイマイチの場合、洗ってそのまま漬ける。
盛漁期の脂がすごい場合、
内臓とあたまを取ってつけ込む。
"手頃な発酵食品"となる-保存食。
○[鱈(寒干し)]の魚漬け-大津浪まえのまぐろぐ
[http://blogs.yahoo.co.jp/koko18ban_top/11030712.html]
・寒干しは念を入れて、雨雪に当てぬよう。
日和模様をよく見て寒暖よろしく判断し、
あまり吹かぬよう時化にならぬよう冬将軍、
しぶきで潮味付けてくれ。
・雨に当たると臭いつく突かなきゃならぬ寺坊主
・しゅびよく乾いた鱈の身を一口大の大きさに、
硬くて硬くて切りあますもう見えてきた赤灯台。
・やれやれ入港用意魚揚げ
なすびはもとよりキャベツ白菜大根、
さまざま混ぜて唐辛子、忘れておこられ、
ピリ辛すぎて口がひんまがる。
○鱈の魚漬けは味が軽くて好評
また作らされるのかよー。
[飯炊き時代を振り返る]-キャベツパワー
[http://blogs.yahoo.co.jp/maglogy/5040178.html]
まぐろぐ
H24 2012-06-14 1600
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